私は数年前にある企業の派遣システム社員として働いておりました。毎日忙しく、3交代の365日24時間フル可動の工場でした。時々休日出勤さえあるほど忙しかったのですが、ある日突然仕事の量が激減したのです。休み時間以外は休む暇なんてない職場だったのに、勤務時間の半分以上も何もしないでいる位の仕事量になってしまったのです。企業としては仕事量が減れば、無駄な人件費を削らなくてはなりません。私達はみんなで、そろそろ契約が切られるのではないかと感じ始めたのです。その後予想は的中し、少しづつ派遣社員が減らされていったのです。契約が切られる順番として、経験が浅かったり職場であまり戦力になっていない人からでした。私の場合は、人員削減が始まって半年後位に契約が切られてしまったのです。派遣社員は、そういう時契約が切られるのは仕方ないのですが、最近では大企業の正社員であっても突然リストラの対象になってしまう事があるそうなのです。しかも、一昔前のように年配の人ではなく、比較的若い世代の社員が対象になるときもあるというのです。